「レースレポート」カテゴリーアーカイブ

シーズン開幕!

本日、今シーズンが開幕しました。

昨年よりは、マシなレベルですが、さすがに1月末から全く走りこめず、本日のレースまでにローラーを8回ほど・・・

そんな状況で臨んだレースは4位でした。

次戦は来月19日の予定!

はぁ、疲れた

平田クリテ!

前回のCAT1を経験し、余りにも着いていけないという事実を突きつけられたので、色々と考えた挙句、CAT2へエントリーしました。負荷はCAT1の方が数段上なのは理解が出来ますし、練習効果が高いのですが、レースに参加出来る時間が短すぎるので下で経験と練習

を積んで行こうと考えました。急がば回れ!?

展開というものは無いのですが、コーナー毎にかかるインターバルで前の集団に追いつき、離されを繰り返してゴール!ただそれだけでした。しかし、一度気持ちが切れかけて、集団復帰を諦めかけたけれど、何とか踏みなおせました。

CAT2は直線中頃でペースが緩むので、それに助けられた感が否めません!
CAT1だとこのようにはもちろんいきません。今日も集団中頃でじっとしていれば楽に走れたとおもいます。数字は良い物を持って帰る事が出来たと思います。しかし、今の自分にとっては練習なので、数字はどうでも良いです。もっと慣れていって、自分で動けるようになるのが、現時点での目標です。

日ごろの練習時間が少ないので、どうでしょう。まぁ、出来る事を出来るだけ!です。

が筋肉痛も余り無かった・・・思ったよりも手を抜いたのかなぁ。次回は出し切れるように走りたいと思います。

シクロクロス 全日本選手権 2010!

BSアンカーの辻浦選手の9連覇がかかった今年の全日本!
先週までは調子が悪そうだったが・・・
シクロクロス自体は参加はもちろんギャラリーも近年していなかった。
今年は会場が関西という事もあり、暇にまかせて行ってきた。
今年のコースはマイアミ浜という事もあり、少々特殊なコースレイアウト、基本はフラットだが砂地区間があり、周回を重ねる度に確実にライダーの体力と気力を奪っていく、とても厳しいコースだ。
テクニックまたはパワーが必要、上位を狙うならアンダーカテゴリーでも両方が必須だろう。
男子エリート
定刻通り12:00にスタート!
1LAP目から辻浦選手・丸山選手・竹之内選手のパックで少し遅れて後はバラバラと続く。
今年は70名くらいのエントリーとの事で、数年前エントリーしていた時と状況は変わっていないようだ。
という事は、完走者数は多分10名程度だろう。
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スタート前の表彰台メンバー!
序盤は辻浦選手と丸山選手が交互に入れ替わりつつ、少し遅れて竹之内選手が続きレースが進んで行った。
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ありがたくないランデブー!(2ndLap)Toyoからネオコットに変わっていました!
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最後まで気持ちが切れなかった精神力は流石!!楽しませて頂きました!ありがとう竹之内選手!!
ラップタイムの緩急を付けて、最後の2LAPで辻浦選手が飛び出し、そのまま最後まで逃げ切って結果は9連覇達成!2位の丸山選手と3位竹之内先週の差は約30秒!しかし、最後の直線で渾身のアタックをかけて竹之内選手が前に出て、逆転の2位!最後の最後にエキサイティングな展開で、楽しかった!
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ゴール後、優勝者インタビュー!
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笑顔で2位の千両役者!?
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三者三様!ですが、おめでとうございます!!
世界選メンバーに選ばれれば良いですが・・・

記憶を辿りながら・・・

先日というか先週行われたマウンテンバイク全日本大会2010のレポートを書こうと思う。
尚、感想等は個人的なもので、全くアテにならないと思って下さい。
日時:2010年7月19日(月)
場所:富士見パノラマ
天候:晴れ
ジュニアのレースは後半の半分しか見られませんでしたが、
1周目に落車したもののディフェンディングチャンピオンの山本挑選手がトップに立ちそのまま逃げ切り優勝した模様。
半分しかギャラリーしていないものの、2位以下を突き放していたのが印象的だった。
上りも別格といった感じ!
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ジュニア二連覇の山本挑選手!上りも勢いが死なない走りでした!
U23と女子のレースは、まとめて
U23はとても楽しみなレースだった。
昨年の優勝者の平野星也選手が抜けた今年、順当に行くなら竹之内選手が優勝するのが順当だが・・・
今年は春先からヨーロッパに渡り、マウンテンのレースは今年初のはず・・・
しかし、ジュニア時代からの経験値を考えるとその辺りは考えなくても良い気もしていた。
結果は1周目でトップに立った竹之内選手がそのまま安定した走りで2位以下を引き離し優勝した。
2位の合田選手は以前レースでその走りを見たことがあったが、下りの早さは飛びぬけていたのが印象的だった。
上りも遅いとは全く思わなかったが、上りの強さは竹之内選手が1段か2段上のような感じを受けた。
U23枠は竹之内選手の時代になるのか?他の選手が追い上げてくるのか?今後が楽しみなカテゴリーだ。
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U23王者の竹之内選手。上りも下りもスムーズで安定していました。
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2位合田選手と1位竹之内選手です。相変わらず竹之内選手は飄々とした表情です
女子のレースは国内ただ一人のプロ片山選手に周りがどこまで立ち向かえるのか?
が楽しみなレースだった。
スタート地点に立った片山選手は保冷剤を装着できるベストを着こんで、体温が上がり過ぎないようにしていた。
北京オリンピックでも見られた光景だ。
しかし、他の選手はもちろんしていない。
スタート前から既に違いというか差があるのだ。
サポート体制も充実しており、走る事のみに注力できる事は他の選手の環境を考えるとある意味卑怯と言えるほどだ(失礼)。
個人的には教員職をしながら参戦している矢沢みつみ選手を応援していた。
しかし、気になったのは5月は26インチに乗っていたが、今日は29インチに乗っている事だ。
ルイガノグリーンカップでは26インチだったが、その後すぐにスイッチしたのだろうか?
女子のレースは、頭鉄板レースで2位以下に誰が付けるか?と1位との差はどのくらいなのか?が気になるレース。
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3位の矢沢選手。明らかに後半は上りの勢いが死んでいました。29erは機材選択ミスか?
途中矢沢選手が2位につけるも、中込選手に2位を譲る形となり3位に後退・・・
そのままの順位となった。
明らかに1位の選手は別格で上りの早さは全く次元が違うと言えるほどだった。
シニアエリート
本当の日本一を決めるカテゴリーで、注目は山本幸平選手。3連覇なるのか?もしくは他の選手が勝つのか?
優勝争いには絡まないと思うが、やまめの学校でお世話になった堂城選手が最後尾からどこまで上がるのか?
いろんな意味で楽しみなレースだ。
スタートの号砲とともに山本選手が飛び出し、数秒で2位との差を10m程開いていた。
2位にはどうやら武井選手が付けている。その後は平野選手か?小野寺健ちゃんどうした?
その後は団子状態で初めのシングルへ向かった。
半周を終えてゲレンデの上りで1位は平野選手・山本選手・武井選手と続き、4位以下は少し離れている。
しかし、山本選手の表情がさえない!?というか苦しそうだ??
反対に調子が良さそうなのは平野選手!これは楽しいレースになりそうだ!!
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流石王者です。力強い上りでした!
そして超ドライで高温のハイスピードレースで、多くの選手がトラブルに見合う事に。
後で聞いたが、2位の平野選手は3度のパンクにあったようだ。フィードで3回ホイール交換を行ったと言っていた。
しかし、それでも2位で集中力を切らさずに走った事は素晴らしい事だと思う。
まだ23歳・・・末恐ろしい選手だと言えると思う。
3位争いに絡んだのはBSアンカーの辻浦選手!!今年ポイントが無いので58番手のスタートだったはず!?
半周で50人以上抜いてきたのか!
ポディウムをBSアンカーで独占か!?と思われた、が。
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熱い3位争い!!制したのは・・・
期待の堂城選手は1周目の前半シングルでパンク&落車で大きく出遅れてしまったようだ。
50位くらいで1Lap目を通過・・・
同ポジションのパック内では上りは余裕があり、スピードもあるが前のパックを捕えられる程の勢いは見られない。
じわりじわりと追い上げるタイプのライダーには、このレース展開は厳しすぎる。
先頭の二人は驚異的な速さでレースを消化しているから。
2周目からは山本選手が大きく抜け出し、2位以下を引き離し続けた!
上りはダンシングでペースを落とすことなく、力強く前へ進んでいた。
特筆すべきは2位の平野選手で1位山本選手と上りのスピードはそれ程違いがないように感じたことだ。
上りは左右の振りが大きいダンシングで乗り切っていた姿が印象的だった。
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少し独特なダンシングフォームが印象的な平野選手!将来が楽しみです!!
3位以下は大きく離れ、その後色々な選手が争うものの、
最後には松本選手が辻浦選手を上りで引き離し逃げ切った形になり終了した。
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我慢大会を制したのは松本駿選手でした。個人的には辻浦選手が・・・
日本一決定戦を見た個人的な感想を・・・
シニアに限らず1位の選手が大きく抜きんでているのが今の日本の現状だと感じられた。
日本の競技レベルが上がっているのではなく、あくまで一部の競技者のレベルが上がっていると言える。
さらにワークスライダーの数が少なくなっているのが、残念でもある。
オリンピックゲームでは中国やその他のアジア勢、その他の国々は国を挙げて選手を育てバックアップする制度が出来ているが、日本にはそれがない。
企業が選手を育て、バックアップしていくしかないのが現状だ。
ロンドンオリンピックに日本が出場枠を取り、2名以上参加出来るとしても2番手以降は誰がふさわしいのか?
そして、その先は?未来はあるのか?
この辺りは経済界にも言える事で、日本という国のスタンスが見て取れる。
経済的に潤っていた時代は企業もお金や手間を出せていたから、それでも良かっただろう。
しかし、時代も下り経済も今後大きく発展が望めない時代。
今後どういう形になり、落ち着くのか未だ不明だ。
競技レベルだけでなく、たくさんの競技者と興味を持ってくれる人々が増える事を祈るだけである。
個人レベルで出来る事を考え、行動しようと思う。
全日本に参加された競技者、ならびに関係者の皆さま、お疲れ様でした。そして、無事に終わった事に感謝します。
おかげで楽しい時間が過ごせました。
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会場で見つけた面白写真、其の一!長野を牛耳る軍団らしい!?入団希望!!
 

ヒュッテいぬねこ 2010レースレポート#2-2

前々回の続き
【3時間が経過!】
ラップタイムは大体13分を切るくらいに落ちていたが、身体はそれ程タレていない!
段差を越えるときにも重心移動は出来るし、下りでもペダルの上に立てている。
しかし、腹筋の無さからくる腰の痛みが顔を出していた。
3時間が経過し、残りが2時間と頭で考えてしまった。
しかも、あと2時間「も」と考えてしまったのだ。
そこには弱気な自分がいた!
そして、ゲレンデから林間の遊歩道へのアプローチの下りで派手に落車してしまった。
落車の瞬間地面に頭を打ち付けて、「バキッ!」とヘルメットが派手に音を奏でた!
自転車は縦に回り、身体は地面を滑り落ちた・・・
後ろから複数のライダーがいたのは知っていたので、素早く自転車を引き寄せコースから外れた。
まずは身体のチェックを行い、右腕に痛みがあるが大した怪我ではないし、他の部位には怪我はない事を確認。
次はバイクのチェックだ、どこにも破損はない事を確認して一安心!
次にヘルメットの確認だ!
派手な音をたてたので、破損を覚悟したがどうやらプラスチックのストラップベルトが外れただけのようだ。
そして、ボトルのドリンクを一口飲んで、一息ついて再度走りだした。
腕は痛むし少し出血しているが問題ないようだ。
ハンドルは切れるし、押さえも効く!
しかし、落車の為にハンドルが少し曲がったようだ。
この周回の後にピットで再調整が必要だ!
まずは集中しなおして、この周回を消化するだけだ。
アスファルトの上りで、エネルギー補給をドリンクだけでしていた為、
急に尿意を催した。
今までで初めての事だった。
レース途中であるが、駐車場の端にあるトイレに行ってすっきりした。
時間をロスしてしまった。
【ピットに入り!】
ピットでボトルにドリンクを補給しなおし、ハンドルの角度を調整しなおした。
この周回では落車の原因を探る事にした。
確かに疲れから集中出来なくなりつつあるが、何が原因かを知る必要があるからだ。
ピットから力なく出て行き、落車した下りに入った。
大勢のライダーが通過しているために、轍が発生しブレーキングギャップも出来ている。
しかし、木の根や岩があるわけではない・・・
ただの凡ミスで落車したのだろうか?
と考えながら落車ポイントを通過した。
ふと腰の痛みが気になっていない事に気がついた。
今まで感じていた痛みはどうしたのだろうか?
だが、あと1時間半!
出来る限り集中して走る事を目標にした!
【最後の追い込みで】
それから1時間くらいはゲレンデのコーナーワークは最悪だったが
その他のセクションはペースがタレてはいるものの集中出来ていた。
特に最後の長いアスファルトの上りと下の駐車場から上の駐車場へのアプローチの上りは
ギャップを上手く処理し、前との差を詰める事が出来ていた!
まだダンシングも出来るし、ギャップもいなせる!
残り30分を切った時にあと2周回が限度だろうか?
と思いながらピットを出て行った。
その後、2周目の最後のアスファルトの上りで残り時間が1分30秒とアナウンスがあった!
もう1周は無理だろうと思ったが・・・
ダンシングやギャップの処理も出来るくらいだから、ペースアップも出来るはずだと思い直した。
それでも間に合わなければ、それまでだし、今日は練習のつもりなのだからペースを上げてみた。
しかも、この周回で終わり!というのは自分が勝手に決めた事!
なら、あと1周イケる!と決めるのも自分だ!
ギアを2枚重くし、ダンシングでペースアップ!!
足は音を上げる事なく、反応してくれた。
残り20秒ほど残し、もう1LAPへ突入だ!
【最後の最後に】
最後の周回はライダーが少ない為にかなり走りやすかった。
前に見えるライダーに追い付き、追い越す!
最後の上りでもペースを維持したまま耐えた!
本当に最後だ!
5時間を一人で戦えるか?不安だったが補給食の問題もありつつ
十分過ぎるくらいの満足度だ!
腰の痛みも気にならないレベルまでになっていた。
今回のレースでも得るものが多く、気分良く終わる事が出来た!
【総括】
同僚に誘われたが、同僚はランナーだったので実は日曜日のトレランに誘ったらしかった。
しかし、ライダーの自分にはレース=自転車だったのだ。
お互い自分の都合の良い解釈をしてしまったようだ。
今回のレースではツールド国東でのスタミナ不足疑惑を解消する事が出来、
さらに色々と試せて収穫が多かったと思う。
例年の3ヶ月先を行っているという感覚は正しいと確信した。
しかし、課題も見つかったのでこれからの練習のベクトルを修正していこうと思う。
数字は持って帰れなかったが、収穫あり!でした。
正式な結果は12位とアナウンスがありました。

ヒュッテいぬねこ 2010レースレポート#2-1

ヒュッテいぬねこ 2010レースレポート#2
2010年5月22日(土)
レース名:ルイガノグリーンカップ2010
場所:長野県富士見高原スキー場
天候:晴れ時々曇り
使用バイク:ゲイリーフィッシャー フクイク
フロントサスペンション:FoxForcks F100 RLC/DISC
ブレーキ:マグラ マルタSL Mg Ti
ホイール:MAVIC クロスマックスSL
タイヤ:コンチネンタル レースキング 26×2.2(2.5bar前後とも)
使用ギア:F40x29T R11-34T
補給食:アミノバイタルウォーター
    カーボショッツ
【レースの前に】
勘違いからエントリーする事になった5時間耐久レースだが、良い練習とリフレッシュがてら気楽に参加してみた。 
使用可能バイクにシクロクロスとマウンテンとあったので、
試しに29インチホイールとシクロクロスタイヤを使用する事も考えた。
5時間もソロで走る事を考えるとシクロクロスタイヤを使用するメリット(漕ぎが軽い)はあるが
こればっかりはコースを走ってみない事には判断が出来ない。
とにかく練習レースなので色々と試してみる事にする。
【試走をしてみたら】
シクロクロスは全く見かける事はなかったし、かなりシクロクロスの細いタイヤでは厳しい事が分かった。
テクニックがあるライダーなら大丈夫だが、5時間集中し続け、なおかつミスなしでこなすのは至難の業だろう。
会場入りした時間が試走終了時間の30分まえだったので時間的に厳しかったが、1周でも出来て収穫があった。
急いで26インチのホイールにスプロケットをセットして、ピットの準備をした。
予想では1時間にボトル1本使用なので、多めの6本を用意した。
【いよいよスタート】
ピットにボトルとポンプ・工具箱を運んだ時には召集が始まっていた。
しかし、最後尾からスタートする予定だったので、良い場所を探して確保した。
召集場所に移動すると計測チップを渡された。
計測はワキタソフトが行うので、毎度おなじみのアンクルバンド式の計測チップを装着した。
初めの1時間は様子見をして、ペースを作っていくつもりだった。
スタートしてからゲレンデを上り、林の中の遊歩道を回り、駐車場までまっすぐ上り、ゲレンデに戻ってくるコース。
難易度はそれ程高くないが、それなりにテクニックが必要な部分もあり楽しいコースレイアウトだ。
しかも上り基調なコースは今の自分との相性は良いと感じていた。
1周目は無理に前に出る事はせずに身体とバイクの様子を見ながら走る。
ホイールを変えたせいか、ギアの入りが悪い!
シフターのアジャスターで調整しながら走った。
とりあえず、問題ないレベルになった。
2周目からライダーがバラけて、全て乗車可能になった。
1LAP大体11分~12分程度だと思われる。
イーブンペースで行ければ、最大で25Lapsぐらいか?
となると22Lapぐらい出来たら上出来だろう。
今回はオフロードライディングの練習に重きを置いてのレース。
同一コースを何度も反復練習する機会はそうそうない!
ありがたく5時間反復練習させてもらう事にした。
1時間経過した時点で、それほどタレている感じはなくイーブンペースで進めている。
今回の懸念材料は補給食のみ。
朝ご飯は普通に取っただけだし、レース中の補給食も固形物の補給食も用意できていない。
ある意味テストにはちょうどいいが・・・
ゲレンデ以外はすべて林の中を走行するコースの為、うす曇りの天候と相まって暑くなくコンディションは最高に近い。
【コンディションが良い事が仇となった!?】
水分補給をそれほど取らなくても走れるため、ボトルを使用せずに1時間程度走ってしまった。
ハンガーノックにはなっていないが、急いでボトルを口にした。
2時間経過したとき、ボトル交換ついでにリアの空気圧をチェックしてみた。
乗り心地が変わったと感じたからだ。
1barまで空気圧が下がっている事に気がついた。
急いでポンプで2.5barまで補充した。
上りでの漕ぎが軽くなり、良い感じになった。
残り3時間、空気圧が持つか心配だ。
レースの残り時間が半分になったとき、唯一の固形補給食のカーボショッツを口にした。
ハンガーノックの兆候も全くなく、良い感じでレース時間を消化出来ている。
モチベーションも下がっていない!
ペースも若干下がって来ているけど・・・
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似たような画像ですいません!
次回へ続く・・・

豊川2時間エンデューロ

ヒュッテいぬねこ 2010レースレポート#1
3月7日(日) 愛知県豊川市
天候 曇り時々雨
バイク:ゲイリーフィッシャー フクイク
サスペンション:Fox Float 100 RLC
タイヤ:コンチネンタル レースキング スーパーソニック 2.2(4bar)
Stand’s NoTubeシステムにてチューブレス化
クランク:FSA K-Force Light 2×9 40-29T
スプロケット:77系デュラエース 12-23T
【レースを前に・・・】
シーズンの始まりを示す毎年恒例のレース!
今シーズンはここ近年で最高に近い身体の出来具合で、
例年の3ヶ月は先を行っている感覚がある。
機材の面で大きくは変化はないが、
タイヤもさらに軽量なモデルにスイッチした事も
モチベーションの向上に一役買っている。
しかし、前日から降り続いた雨で完全なマッドレースになる事は必至だった。
それでも淡い期待を胸に眠りについた。
【会場入りすると・・・】
移動中それほど雨はなく、時折明るい光が雲の切れ間から出る事もあった。
期待をしながら会場入りすると、例年の駐車スペースの大半が水没していた。
レースも中止になるのでは?といった感じを受けた。
近年で最悪のコンディションにモチベーションは下がりに下がった。
頭を過ったのはDNS(DoNotStart)つまり出走しない事だった。
しかし、口では止めようか?と言いながら、着替えはきちんと済ませていた。
気持は止めたがっていたが、身体は自然と出走に向けて動いていたようだ。
m2
水たまりで、タイヤ掃除・・・
【とりあえず試走に出ると】
機材の特に完全ドライ用タイヤの調子を見るためにも試走に出た。
やはり身体は軽く、調子は良いようだ。
タイヤもそれ程、悪くなく意外とイケそうだ!
しかも、今日のコンディションはシクロクロスそのもの・・・
泥の路面は苦手ではない為、楽しめそうな気がしてきた!
【レーススタート!】
レース時間は2時間から1時間半に短縮されるアナウンスがあった。
このコンディションなら仕方がないだろう。
最後尾から様子を見ながら徐々にポジションを上げるつもりだった。
しかし、最初の上りで泥の為かペースが遅すぎるので
少しプッシュして前に出た。
意外なほどスルスルと前に出られた!?
やはり、身体は軽くキレもあるようで、
ファーストラップの半分くらいで中盤くらいのポジションに位置取れた。
しかし、ゴール前の区間は泥が酷く、乗車したままクリアは無理そうだ。
仕方なく押してクリアする!
乗れない区間はそこだけで、後は全てプッシュする!
スプロケットをロード用にしているので、軽いギアが無いが
シフトチェンジの必要が無く、
ペダリングとブレーキングに意識を集中できる事にメリットを見出した!
しかも、泥のレースが楽しい!
3周目を終えた時、1Lap大体10分くらいだ。
どうやらそれ程タレてもいないようだ・・・
mud
泥でタイヤが・・・これぞ Fat Tyre Bike!! でも笑顔!?
小雨程度の雨も完全に止み、タイヤに泥が付着しだした。
2.2インチ幅のタイヤに泥が付着しすさまじい太さになった。
タイヤが完全にフレームに固着し回転しない・・・
さらにスプロケットの隙間に泥が入り込み、
クランクも泥が付着しいつものように回らない。
周回時間の半分くらい(心情的に)は泥掃除をした。
さらに、乗車できる区間がほとんど無くなり、
押して走るばかり、今日のレースは終わった・・・
今回のレースは収穫もあった。
身体の調子は良く、今後の調整しだいでは今期が楽しみだ。

フュッテいぬねこ レースレポート#3

ヒュッテいぬねこレースレポート#3
虎姫4時間耐久レース
2009年10月25日(日)
天候:晴れ
気温:16℃
バイク:mrazek 29er
サスペンション:ホワイトブラザーズ マジック29 80(35psi)
タイヤ:前MAXXIS イグナイター29×2.1
    後MAXXIS クロスマーク29×2.1(空気圧(前後とも):2.2気圧)
ブレーキ:Avid BB7(パッド:スイスストップ)
アイウェア:OAKLEY プロMフレーム(レンズ:クリアイエロー)
補給食:グリコCCDドリンク(500cc×4本)
    パワージェル(4つ)
■レース前の週は
言い訳じみた感じになるので書くかどうか迷ったけれど、
最近は仕事が非常に忙しく、食事と睡眠がまともに取れない状況だった。
水曜日~金曜日の夕飯はすべてチキンラーメンで、
昼休みの時間もできる限り仕事にまわす為、パンを数個程度。
しかも、連日睡眠時間もまともに取れない状況だった。
そんな中、レース前日の土曜日も急遽出勤となり、
心理的にも肉体的にもどん底に落とされた気がした。
レース前のコンディションとしては最悪だが、
体重が減っているから、上りで有利になる!と自分に言い聞かせた。
■レース当日
天気はどうやら良いようで、気温もそれ程低くないようだ。
いそいそと用意し、会場に出発した。
すんなりと会場に着いたためしがなかったが、今年もやはりそうだった。
テントを立て、ピットフィールドを確保した。
それから、バイクの調整と試走に出かけた!
キッズレースが始まっており、招待選手が林道のスタート地点で談笑していた。
日本のトップレーサーが近くにいて、一緒に話が出来るというのも
自転車競技、特にマウンテンバイクの世界の特徴ではないだろうか?
会話の中で松本駿選手からスタンディングの時の話から左右に曲がる時のヒントと課題を見つけた。
■試走をするも、身体が!?
キッズレースがスタートし、試走を再開した。
登り始めから、身体が重く全く坂が上れない気がした。
29インチだからか?または、仕事の影響からか?
心拍も全く上がらず、気持ちも全く上がってこない。
この状態から数年前のJシリーズの島根遠征を思い出した。
あの時はレース時間が1時間程度だったので、
レース終盤まで身体も心も上がらなかったが、今日は4時間の長丁場!
スロースタート気味で走れば、後半にかけて上がってくるかも知れないと考えた。
■いよいよ、スタート!
これから4時間の長丁場のレースが始まった!
いつものように大集団の中からじわじわと前へ出て行く。
田んぼと林間道を抜け、アスファルト区間へ入ると
右へ180度曲がり、登り区間へ
やはり、足が重いし、身体も重い。
■2時間経過して
ようやくレースの折り返し時間となった。
しかし、全く身体に変化はなく走ったなりの疲労があるだけだった。
そんな中、小野寺健ちゃんと約2周ほど走りながら、話ができた。
色々と助言をもらい、その後から助言を元に走り方を考えながら走った。
■ゴール!
4時間は無事に走りぬく事が出来たが、全くペースが上がらなかった。
4時間のレース後の疲労感は無く、この後2時間程度ならまだ走行可能なのでは?
といった感じだった。
体調管理の難しさをあらためて知った。
■29インチでレースは!?
はっきりいって、今の筋力では全くレースには使えないと容易に想像できる。
今後、29インチでレースを続けるかどうかに関わらず、
筋力(出力)不足は致命的な事だと思う。
■レースを振り返り
昨年よりは少しは練習をこなして臨んだ結果として
ラップタイムの落ち込みはさほど無かった事は収穫だった。
少なくとも昨年よりはレベルアップしていると言える。

ヒュッテいぬねこ レースレポート#2 後半編

ヒュッテいぬねこレースレポート
カクタスカップ inJam 勝山
2009年09月12日(土)
天候:雨
気温:14℃
バイク:mrazek 29er
サスペンション:ホワイトブラザーズ マジック29 80(35psi)
タイヤ:MAXXIS イグナイター29×2.1(空気圧(前後とも):2.2気圧)
ブレーキ:Avid BB7(ノーマルパッド)
アイウェア:アディダス イーブル・アイ
補給食:グリコCCDドリンク(500cc×2本)
■練習レースの始まり!
始めの1周目は試走の延長+アップのような位置づけで、
コースの状況と身体の状態を見ながらペースを掴む事に!
降り続く雨のせいで泥が酷く、一部の上りは乗車が無理だった。
しかし、全体的にライダーも散らばっており、
接触の危険性も低い良いコース状況だ!
身体は寒さの悪影響も見られず、気分も悪くない!
天候とは裏腹にモチベーションは上がっていった。
2周目からは、様子見はせずに前へ前へ!
視界に入ったライダーは全て抜くつもりで走った。
下りも少しは攻略出来てきたのか、ほとんど乗車したままクリア!
しかも、泥の下りが楽しい!
20年近いキャリアの中で、泥の下りが楽しいと感じた事は初めてだった。
足も動くし、頭も冴えて(狂って?)いた。
3周目も2周目同様、前へ前へ!下りも落ち着きつつ攻め、上りは追い込んで攻める!!
今日は29インチの重量も感じずパワフルに登れる!
身体の調子は悪くないようだ!
■上りの後には下りあり?
好調だった。後半のシングルトラックの一つ目のコーナーまでは・・・
それは突然起きたのだ!
その木の根のコーナーも試走も含め何度も下っていたので、
進入するラインとブレーキポイントは見極めていたつもりだった!
気分良く、しかし集中したままそのコーナーに進入していった。
ブレーキポイントに差し掛かり、今までどおりの箇所でブレーキレバーを引いた。
ここから先は無意識領域・・・
頭は「???、バイクが減速していません、このままでは危険です」と
冷静に身体に情報を送ってきた。
そこで両方の指はブレーキレバーをさらに引き、バイクを減速させよう努力した。
当然の事ながら前後のブレーキ配分も考えられず、ブレーキをかけた為・・・
前タイヤはブレーキをかけた状態のまま木の根に乗り上げた!
次の瞬間にバイクは右に倒れ、身体はさらに右に飛ばされて草むらへ。
気づいたときには草むらの中だった。
しかし、直ぐに後ろを見て他のライダーが来ていない事を確認した。
その後、寝転んだままコース中央のバイクを引き寄せ、一安心。
次は身体の確認、大きな怪我が無い事が確認でき、さらに一安心。
バイクを起こしながらチェック、ハンドルが180°回転していたので
トップチューブとシフターが干渉し大きな傷が出来ていた。
右のブレーキレバーはやや上を向いていたが、走るのには支障は無いと判断。
さらに落車の原因となった、ブレーキの確認をした。
はっきりいって、全く利かない状態だ。
泥と雨のせいでパッドが磨り減り、無くなってしまったのだろう。
かなり不利な状況になってしまったが、どうしようもないのでそのまま走る事にした。
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深い傷が出来たトップチューブ・・・カーボンでなくて良かった!
さっきまで好調だったリズムは崩れ、下りは酷いものだった。
さらにグリップとハンドルバーの間に泥と水が入り、
グリップがくるくると回転するようになってしまった。
ハンドルバーに不必要に力を加え続けなければ、グリップが抜けてしまいそうだった。
さらに今回試験的に導入したアイウェアはレンズの外周部全てにフレームがあるタイプで、
曇りが酷く、顔との間に隙間を空けると泥が目に入ってしまう始末。
悪い事は重なるものだ・・・
しかし、気持ちだけは切らさないように、上りではプッシュし続けた!
■落ちた先は・・・
それからは我慢の連続だった。
下り以外は攻めるものの、目に入った泥と曇ったアイウェアでは集中しにくかった。
ドリンクで顔を洗うが、それほど効果がある訳でもなかった。
後半のシングルトラックは全て押す事に決め、ランニングに徹した。
それでも平地と登りはペースを維持し続けた。
情報が少ない為に今のポジションが全く分からないが、
2時間の時点で暫定4位とアナウンスがあった。
4位と3位では、天と地ほどの差がある事は
長い競技生活で骨身に染みて知っている。
狙うはポディウム(表彰台)だ!
気持ちを切らさず、攻め続けた!!
■これが最終周回?
スタートラインを超えた時、電光掲示板には残りが17分とあった。
ぎりぎり1周出来るか?と思い、コントロールラインを通過した。
ペースを上げ、最終周回へ入っていった。
身体はそれほど疲れておらず、まだまだ攻めた走りが出来そうだ!
下り以外は・・・
順位も分からないまま、後ろは気にせず自分の走りに徹した。
シングルトラックの出口付近の上りで泥に足を取られた。
足を付き、バイクを押す事にした。
若干のタイムロスを感じながら、最後の砂利の上りへ入っていった。
前を行くライダーは2名!
2名とも抜くつもりで、攻めた。一人目は上り口を過ぎた切り返しのコーナーで抜き、
中間地点付近で二人目も抜く事が出来、そのままの勢いでゴールラインを目指した。
時計を見ると2時間59分!
残り1分あるのか!?
もう1周出来るか?と思いながら、ゴールラインを目指した!
■13秒の重み
ゴールラインを通過したときには3時間00分13秒だった・・・
14秒及ばず、ゴールとなった。
2度の落車や泥が目に入った事、ブレーキの不調のどれか1つでも無ければ、
もう1周は出来ていただろう。非常に悔やまれる結果だ。
今回の順位はともかく、課題の多いレースとなった。
しかし、機材の選択では多くの問題点を浮き彫りにする事が出来た事は大きな収穫だった。
ブレーキやアイウェア、グリップ等々・・・
虎姫では同じ過ちを繰り返さないように、万全の体制で臨みたい!
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