2010年 総括!

過去を振り返る事は、しない人種なのですが、今年は感慨深いものもあり珍しく、今年一年を振り返りました。2010年はここ数年、いや10年くらいの中で一番良い一年と断言できる年になりました。怪我や事故が無い事も大いに関係していますが、精神状態が非常に良かった!!のが理由です。
春先からは、かなり安定していて毎日が充実していました。夏頃には最高潮と思える日々!秋になってからも、調子の良さは崩れる事無く、12月を迎える事が出来ました。精神的な安定の証拠の一つに、6月以降体脂肪率は5%を維持していたにもかかわらず、風邪を一度もひかなかった!というのが挙げられます。自転車のみならず、仕事でも忙しいながらも充実していて、全てが良い調子に進んで行きました。その為か今年は1年がとても早く感じましたね。
2009年の年末に理由も無く感じた『2010年は必ず良い一年になる!』というのも、嘘ではなかったと今では思えます。
では、2011年は?といわれると、理由はありませんが良い一年になると言えます!!
人間は心次第で如何様にも変われるものですから、何事も心次第です。
ここで思い出したのは、超有名なこのくだりでした。
『心は場所や時には左右されぬ。心には己の場所がある。そして心は自らのうちに地獄から天国をつくり、また天国から地獄を作り出す。ジョン・ミルトン『失楽園』第一書第253行~第255行』
大学教授にも感謝です。講義は嫌いだったけどね!
人生において色々と使える道具を与えてくれていたとは・・・若い頃には露知らず!
まだまだ未熟者です。このまま前を見て、進みます!!

暇つぶしの答えが・・・

少し前の記事の最後に、昨今の流行りであるジオメトリーに関する答えの一つが出ました。
まぁ、素人の浅知恵での回答なので、聞き流して下さい。
最初はヘッドの下がサイズがデカくなっている為に、衝撃(路面からの突き上げ)を少しでも和らげる為かと思いましたが、それならフロントフォークの形状はストレートでは無くもっとベンドした物が増えるはず・・・だと思いました。なら何故?と再度考えなおし、まずはストレートフォークが増えた理由から考えました。それはカーボン製が増えた事です。あぁ、カーボンは振動吸収性が良いからだよ!と思った方は半分当たりです。多くのメーカーがカーボン製の自転車に手を出し、昔のようにカーボンパイプをラグで繋ぐより、モノコック形状にする方法を採用しています(買いOEMの影響もありますが)。一部のメーカーは両方の組み合わせ(一部モノコックフレームを繋ぎ合わせる方法)TREKのマドン(OCLV)も確か、この方法だったと思います。
モノコックの良いところは、軽く強くできる事ですが、コストが高くなります。モノコックカーボン製品を作る時に必要な金型(最終工程の窯で焼く時に使う)もサイズの分だけ必要になります。で、金型の減価償却と開発・設計費をペイする為には、それほど多くの金型(サイズ)を用意できないのが事実です。大体、自転車は自動車よりもモデルチェンジの周期が短く、どのメーカーも毎年変えてきます。
では、出来るだけ金型を少なくし、サイズの幅を持たせる為にはどうすれば良いのか?その答えが最近流行?のシート角が寝ているジオメトリーです。シート角が寝ているとトップチューブが短めでも対応が可能です。ピラーが出れば出るほどシートの位置が後ろに後退するからです。で、ヘッド角が寝ている理由は、シート角が寝ている為に、ハンドルを切った時にタイヤに足が当たるのを防ぐ事です。
ヘッド角が寝ているとホイールは前に出るので、クランクを前に出していてもホイールと足とのクリアランスが稼げるからです。
以上の考察から最近流行りのジオメトリーは利益を少しでも上げたいメーカーの思惑の為だと結論しました。
メーカーとしても製造者責任法とか、品質が!とか言われ続けると、たくさんのサイズラインナップをして、サイズ毎の品質の担保を取るなんてしたくは無いでしょう。人と時間が掛かり過ぎる=金が掛かる!
時代の流れとはいえ、悲しい結論に至りました。
正解かどうかは分かりませんが、世界規模で比較的売り上げの多いメーカーはサイズラインナップも多いし、シート角も寝ていないのは、穿ったものの見方なのでしょうかね?

年末、大掃除!?

マウンテンのBB周りとディレイラーを取り外し、掃除をしました。
特に不具合があった訳ではないのですが、暇なので・・・(嘘!)
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日ごろ、手を入れにくい場所も全バラすると楽々お掃除が可能です
今までFSAの2枚ギアクランクを使って2×9の18速にしていました。
前は29T・40T、後ろは11T-34T、コース次第で29インチ用のデオーレのスプロケットをバラして36Tを取り外し、無理やりXTのスプロケットと組み合わせ使っていました。
前の変速はFSAのクランクとスラムX-9を無理やり2速にして使っていた為、お世辞にも調子が良いとは言えませんでした。しかし、アウターが40Tなので基本はアウターに入れっぱなしで良かったので、そこまで不満は出てこなかったのは事実です。しかし、前後ともに無理やり感があり、少し乗ったら調整をし直す必要がありました。
しかし、これからはそういった悩みも解消されそうです!
それは・・・
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純正で2枚ギア!遂に導入です!!
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リアも純正で36T!!しかも、ロー側が1枚増量!!貧乏なのでXTグレードですが・・・
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全体像は、こうなった!クランク長を変えたのでサドル位置(高さと前後)の調整をやり直しました。
ただ、今回のXTRも随所にコストダウンの影響が見られます。最近のシマノのコンポは購入すると、ため息が出てばかり・・・時代の流れもあるとは思いますが、何か寂しい感じがします。
リアの変速性能はシャドーディレイラーなので・・・置いといて、フロントのシフトは素晴らしい!!の一言です。まぁ、アウター40Tの影響もあるとは思いますが、スパスパと変わります!今回からチェーンも内側と外側の指定をさせているくらいなので、計算しつくされているのでしょう!
しかし、フロント2枚なのでその恩恵を受ける回数が少なそうです!
前使用していたBBはFSAのセラミックだったという事も関係があるかも知れませんが、BBの回りが渋いです。チェーンを掛けずに手で回すと2回転がやっとです。FSAはその5倍は回っていました。しかし、セラミックは防塵性が著しく悪く、泥レースだとクランクが回らなくなってしまう事もあったので、個人的にはOKですが、インテグレーテッドクランクシャフトになってからのXTRで一番抵抗が大きい気がします。少し残念です。このコンポは最高級ではなく、最上位という事で納得しました。道具としては最高だと思います。暫く走り込みをして、馴染みが出たらまだ良くなるのかな?

今日は珍しく!

今日は、昨日歩くはずだったのですが何か中途半端に忙しくて歩けませんでした。そこで今日の午前中に1時間程ノルディックウォーキングしてから、ロードで出かけました。
平地基調のコースを選び、紅葉狩りに行きました。しかし、紅葉はもう終了していたのが残念でした。
家路までの平地区間は向かい風でしたが、結構良いペースで回してみました。
平均出力は大体330Wから落ちないように、軽い上りは400Wに迫る数値で進んでいました。
最高出力は867Wが出ていましたが、1000Wはまだまだです。
目指せ!電子レンジ!強さの証明にはなりませんが、一つのバロメーターにはなりそうです。
いよいよ、FTP測定をする必要がありそうです。

今週の発表!

遂に今年の発表もあと二回・・・
基準となる年なので、走行距離=寄付金の大小にはこだわっていません。
まぁ、苦痛を伴う事は長続きしないので、気負いなく続けて行きたいものです。
単なる一過性のものにはしたくは無いので、頑張ります。
TOTAL
距離:62.59km
時間:2時間36分57秒
寄付金合計は、3611円也!
今年も残り少し、無理せずに行きます!

前回の記事について・・・

雨の月曜日ですが、気温は割と高めである意味過ごしやすいと感じています。
しかし、これで色づいていた楓の葉も終わりかもしれません。
週末紅葉狩りでも!と思っていたので残念です。
さて、急遽前回の記事のAuthorについて、とてもシャイな方からコメントを頂きました。
とても礼儀正しい方でしたが、公表は控えて欲しいとの事で、ここで返答致します。
個人的な感想ですので、あぁそうですか!程度に流して頂けたら幸いです。
カーボンの上位と下位があり、それらの差は説明員の方の話だとデザインは同じでカーボンのグレードが違う為に価格が異なるとの事でした。
上位と下位の見た目の差が無いというのはある意味、下位モデルの所有者は良いかもしれません。
まぁ、その辺は価値観があるのでわかりませんが・・・
試乗車として用意していたのは下位モデルでした。サイズがとても小さく多分対象は身長が150~160cmあたりが対象のフレームサイズのようでした。しかもペダルがビンディングで履いているシューズのクリートがメーカー違いでまともにペダリングもできませんでした。その辺りも考慮に入れて下さい。
真横からの写真からもわかりますが、ヘッド角が寝ていると思われます。この辺から分かるように、あるハンドルの切れ角からいきなりハンドリングの性格が変わります。ジキルとハイドです。シート角は多分ヘッド角に合わせて寝ていると思われます。この辺りは最近のマスプロメーカーの流行を押さえています。
BB周りはかなりマッチョな造りで、カッチリしています。
個人的な好みとは正反対のジオメトリーでしたので、偏見もありますが乗りこなすのが難しい部類ではないでしょうか?
特にシクロクロスだと泥とか砂とか雪とか・・・荒れた路面を走るのが常ですから、切れ角でハンドリングが変わるというのはどうなのでしょう?慣れも多分にあるとは思いますけれど。
10年以上のスポーツバイク歴のあるライダーは厳しいものがあるかも知れません。
反対に最近流行りのジオメトリーから入ったライダーは、昔ながらのジオメトリーはまったりし過ぎて違和感があるかも知れません。その辺も個々人の好みと環境による事なので何とも言えません。
アルミモデルはサイズが少しだけ大きくペダルも平ペダルだったので、少し長めに乗車しました。
このフレームもジオメトリーが多分カーボンと似ていて、ハンドリングが好みではありませんでした。
その他の乗り味は平均的なものです。硬くもなく柔らかくも無いフレームでした。価格を考えると妥当な出来だと思います。
説明員の方の話だと、トリプルバテットのアルミなので軽いというのを強調し連呼していました。
まぁ、20年前ならいざ知らず今時トリプルバテットを強調されても・・・と個人的には思いましたが、とりあえず笑っておきました。しかし、ダウンチューブの肉厚はかなり薄いらしく指で押すとペコっと凹みます。プレゼン代わりに説明員の方が凹ましていました。この辺りから伺えるのは溶接技術で技術力は平均以上のようです。ちなみに台湾で製造らしいです。
今このブログを書いていて気がつきましたが、最近のジオメトリーのバイクはもしかしたらハンドルを切らずに曲がるバイクなのかも知れません。ハンドルを大きく切る事がなければヘッド角が寝ていても問題が無い。倒して曲がる技術があれば良いからでしょう!しかし、最近のジオメトリーのメリットが分かりません。何でしょう?胴長な日本人には合わないと思っているのですが、良い暇つぶしが出来ました。しばらく考えてみます。答えは出ないかも知れませんけどね。
因みに個人的にAuthorのフレームは購買意欲は湧きません。購入する事は無いと言えます。造形とかは面白そうではありますけど。
日本ではブランド力が無いとかなり厳しいでしょう!今後に期待?して静観しておきましょう!

変わりだね自転車を発見!

全日本にブースが出ていて、面白そうな自転車がありました。
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カーボンフレームの上位モデル、売価は98万円らしい!
Anchorかと思いきや、Author(オーサー?)というチェコ共和国のブランドらしいです。
パーツアッセンを考えるとお買い得感がありますが、購買意欲は・・・です。
フレームデザインはColnagoのプレステージそっくり!?
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興味をひかれたのは下位のアルミモデル!シートステーの造形が面白い!!
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シート近くは縦方向に細くブレード状になってます
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エンド部に近づくと三角形ぽくなっています
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懐かしい友人に会えました!

シクロクロス 全日本選手権 2010!

BSアンカーの辻浦選手の9連覇がかかった今年の全日本!
先週までは調子が悪そうだったが・・・
シクロクロス自体は参加はもちろんギャラリーも近年していなかった。
今年は会場が関西という事もあり、暇にまかせて行ってきた。
今年のコースはマイアミ浜という事もあり、少々特殊なコースレイアウト、基本はフラットだが砂地区間があり、周回を重ねる度に確実にライダーの体力と気力を奪っていく、とても厳しいコースだ。
テクニックまたはパワーが必要、上位を狙うならアンダーカテゴリーでも両方が必須だろう。
男子エリート
定刻通り12:00にスタート!
1LAP目から辻浦選手・丸山選手・竹之内選手のパックで少し遅れて後はバラバラと続く。
今年は70名くらいのエントリーとの事で、数年前エントリーしていた時と状況は変わっていないようだ。
という事は、完走者数は多分10名程度だろう。
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スタート前の表彰台メンバー!
序盤は辻浦選手と丸山選手が交互に入れ替わりつつ、少し遅れて竹之内選手が続きレースが進んで行った。
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ありがたくないランデブー!(2ndLap)Toyoからネオコットに変わっていました!
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最後まで気持ちが切れなかった精神力は流石!!楽しませて頂きました!ありがとう竹之内選手!!
ラップタイムの緩急を付けて、最後の2LAPで辻浦選手が飛び出し、そのまま最後まで逃げ切って結果は9連覇達成!2位の丸山選手と3位竹之内先週の差は約30秒!しかし、最後の直線で渾身のアタックをかけて竹之内選手が前に出て、逆転の2位!最後の最後にエキサイティングな展開で、楽しかった!
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ゴール後、優勝者インタビュー!
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笑顔で2位の千両役者!?
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三者三様!ですが、おめでとうございます!!
世界選メンバーに選ばれれば良いですが・・・

今週の発表!

今週の発表です。
TOTAL
時間:2時間44分05秒
距離:69.52km
寄付金合計は3548円也!
やはり4000オーバーは無理っぽいですねぇ。
まぁ、今年が基準となる年なので、こんなものでしょう。
無理すると長続きしませんし、何より楽しく無い!
しかし、この活動のおかげで車の使用率が思いっきり下がりました。
車の運転は失うものが多すぎて、得るものはほとんど無いに等しい!
使わずにすむならば、使わない方が良いのは当然です。
まぁ、個々人で事情や状況が違うので何とも言えない部分があるのも事実です。