レースレポート#3 フクサヤカップ13 

2010年11月21日(日)
場所:国営 海の中道海浜公園
2時間耐久レース・ソロ
バイク:mrazek 29er
タイヤ:F MAXXIS イグナイター 29×2.1 (2.1bar)
R MAXXIS クロスマーク29×2.2 (2.1bar)
サスペンション:ホワイトブラザーズ Magic100(6.0bar)
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今回のレースはスポンサードの関係上、Roppoジャージを着ています
10数年ぶりの福岡・海の中道でのレース!
このレースで今年を締めくくるつもりだったので、秋口に入りデブってきた身体を数週間かけてトップコンディションに戻した。
体重は59kg・体脂肪率5%でレース入りする事が出来た。
朝早く会場入りし用意を始めた、空は晴れわたり空気は冷えていて良い感じだ。
2時間という短いレース時間と11月の終わりということもあり、ロングボトルを1本しか準備しなかった。
この判断が大きな過ちとなる。
とりあえず、試走を1周してみた。基本は平地でコースの前半部分は芝で漕ぎが重い区間、後半は杉林のシングルトラック区間で構成されたコース。基本的にアウターギアのみで、乗り切れそうだ。
後半区間は29インチバイクには不利と思われるが・・・
昨日ステム長を140mmに伸ばして、初めての走り込みだったため、イマイチ感覚が掴めていなかった。
悪くは無いが?レース中に色々と試してみることにしよう。
いよいよ定刻通り11時にスタート!
ゼッケン順だったため、最前列からだった。
1周目はローリングスタートで山田大五郎選手が先頭を引く、追い抜きはNG。
話をしながらのんびりと進んだ。
ライン取りを盗もうと思ったが、ペースを抑えているためか、バラバラで参考にならなかったのが残念だった。
いよいよローリングスタートが終わり、レース開始だ!
勢いよく4名程度が前に飛び出していった。
一人スタート時にペダルから足を踏み外したライダーがいた。
後ろから見ていても危なっかしい感じがしたので、少し距離を保ったまま様子を見る事にした。
かなり若いようだ、元気が良い!
声援が多くかけらているところをみると地元では有名人のようだ。
しかし、こちらはあわてる事無くマイペースで進む。
出来るだけスムーズに走れるようにコースのリズムを掴む事に専念した。
初めの30分間は試走とアップにあてるつもりだ。
やまめの学校受講以来の初レースでもあるので今まで習ったことを全て出しきり、フィードバックをかける為に課題を持って帰るのが目的だ。
初めの30分は走行ラインを色々と試してみた。ペースもほぼイーブンでタレる感じも全くなく、足も軽い。
調子は良さそうだ。しかし、気温が時間とともに上昇しており、水が足りるか?という感じがしてきた。
30分と少しを経過した時、スタート時点で前に出ていた若いライダーを捉えた。
前に出ると後ろに付かれたようだ。しかし、後ろのライダーは気にせず自分のペースを保つ!
自分の得意区間ではダンシングで、揺さぶりをかける!
しばらく、一緒に走ったがいつの間にか離れていた。
気温はますます上昇した為、1時間経過時点でボトルの水は空になり、あとはごまかしながら走るしかなかった。
何とかなるだろうと楽観視し、途中で止まる事はしなかった。
1時間10分経過時点で現在3位と放送され、結構前に出ていた事を知った。
しかも1位の選手がタレてきているとの情報もあり、このまま行ければ表彰台は確実かと思えた!
しかし、その後身体に力が出てこなくなり、ペースが落ちた。
ハンガーノックとは違うこの感覚に戸惑いながらも集中力は切らさずに耐えた。
「そうか、脱水症状だ!」と思った。
深刻な状況になる前に止まって水を補給する事にした。
ソロでの参加に加え、サポーター(というか応援者)はいたものの、細かい指示はもちろんの事、
フィードについて話をしてもいなかったので、補給を受ける事は出来なかった。
レース残り時間25分で水を補給でき、ペースを上げる事が出来たが、時すでに遅し!
追い上げも出来ずに8位でゴールとなった。
数字は持って帰れなかったが、内容としては満足だし、課題も見えたので大きな収穫だった。
後半区間のシングルトラックもかなりスムーズに走る事が出来、それほど遅いわけでもなかった。
29erはシングルトラックが不利?多分それは誤りで、きちんとしたセッティングをしてあげれば不利な事は無いと思えた。
まぁ、mrazekは重量もあるので、その辺りはかなりハンデだとは思うけれど。
レースの早い段階で止まって水を補給する勇気が無かった事が、大きな誤りだった。
この事も今後の糧にしていこうと思う。
練習用としてエントリーしたフクサヤカップ、九州独特の暖かい雰囲気に楽しい時間を過ごす事が出来た。
フクサヤカップのスタッフの皆さま、ありがとうございました。
来年は長崎のハウステンボスでも開催するとアナウンスがあったので、機会があれば今後も参加していきたいと思います。
次回は表彰台狙います!

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