「海外遠征記」カテゴリーアーカイブ

Sea Otter Classicへ向けて その二

私自身がマウンテンバイクに出会ったのは、今から20年ほど前の第一次マウンテンバイクブームの頃です。その時ちょうど高校入学という事もあり、何気なく入学祝として親から5万円程のブリヂストン製のマウンテンバイク(ワイルドウエスト)を買ってもらいました。そのバイクのスペックはフルハイテンのフレームにシマノのコンポーネント確か500LX?だったかな?のフルコンポでリムはアラヤのRX-7で組まれたものでした。
ブリヂストンだけではなく、アラヤやGT、SYOGUN(懐かしい!)等々・・・たくさんのメーカーがマウンテンバイクをリリースしていました。それらのカタログには必ずと言っていいほど大自然の中でマウンテンバイクを乗っている写真がありました。その頃から、いつかはマウンテンバイクが生まれた国を自分で走ってみたいと思っていました。
学生時代には一時期、ロードやトラックばかり乗っていた為、その事は忘れていました。しかし、昨年から色々と幸運に恵まれ、その夢が叶うかもしれないと思い始めました。基本的には『無言実行型』なので、周りにアナウンスする事はあまりしないタイプなのですが、今回は早い時期から一部の人たちにはアナウンスしました。夢を他人に話すことで実現する可能性が上がると思ったからです。
その甲斐あって4月にはシーオッタークラシックにエントリーする事が出来ました。
しかも、運が良すぎるくらい、出会った人たちに色々と助けてもらいました。
本当にありがたい。その一言です。その恩は受けた人に返すことと、次に出会う困った人へ還元しようと思っています。
SPECIALIZEDの小野寺健選手・合田選手、TOPEAK・ERGONのユウキさん、現地で出会ったニッシーさん、ならびに助けて頂いた方に感謝します。本当にありがとうございました。
次回からは、出国準備からの記事にします。
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ルート68にて

Sea Otter Classicへ向けて その一

これから数回に渡り、シーオッタークラシック参戦準備から帰国までの記録的な記事を少しずつUPしていこうと思います。
20代とかそれより若いライダーはもちろんの事、海外レースに参加したいと考えている方へのマイルストーンになれればと思っています。
私は100%趣味で自転車を行っている平凡(それ以下)なレベルのライダー(普通の会社員)ですので、例外的な存在では決してありません。そんなライダーでも海外のレースに参戦する事は十分可能でした。
今考えれば、かなり運が良かった(恵まれていた)のも多分にあるので、そういった運まかせに頼らない方法として、どう行動していくべきだったか?も織り交ぜて他の人が使える情報としてUPしていきます。
文章が多くなると思いますが、役に立てる日が来るのを期待します。